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獺祭早田と磨き二割三分の違いとは?マイクロバブル技術によってできた味わいの評価は?

獺祭の中でも「磨きその先へ」に次いで高級な銘柄である「早田」。

読み方は「はやた」です。

磨き二割三分がベースとなっていて、720mlで11,000円(税込み)という高級酒。

なかなか手を出せない価格の日本酒ですが、通常の獺祭磨き二割三分とはどのように違うのでしょうか?

そこで今回は、獺祭早田の特徴と口コミ評価について紹介していきます。

獺祭早田の特徴|磨き二割三分との違いは?

獺祭早田は、獺祭磨き二割三分をベースとして、マイクロバブル技術を使用した純米大吟醸酒。

磨き二割三分との違いは、殺菌処理をするときに加えられる「熱」の差です。

通常、日本酒には加熱処理をしていない「生酒」と加熱処理をした「火入れ酒」が存在します。

※旭酒造では、火入れのことを「火当て」と呼んでいます。

 

生酒はしぼりたての時にはフレッシュさはあるものの、味が変化しやすく劣化も早いのでかなりデリケート。

それに対して、火入れ酒は加熱することで殺菌処理を行い、味を落ち着かせて保存性を高めています。

生酒はラベル表記があるものがほとんどで、特に表記がないものは一般的に「火入れ酒」となっています。

 

ですが、この火入れ処理をするとどうしても酒の味が変わってしまい、しぼりたての新鮮さや味わいが損なわれてしまうんです。

そこで旭酒造が目をつけたのが、明治大学の早田保義先生が研究されていた「マイクロバブル技術」。

二酸化炭素をきめ細かい泡にしてお酒に加えることで、なるべく熱を加えずに、短時間で火入れと同じ殺菌効果を得ることに成功したんです。

そのため、早田はしぼりたての味わいをより多く残すことができ、フレッシュで飲みやすく仕上がっているんですよ。

通常の磨き二割三分でも十分美味しいのですが、それ以上というのですから驚きですよね。

獺祭早田の名前の由来

獺祭早田の名前は、共同開発していた明治大学の早田保義先生の苗字が由来となっています。

早田先生は獺祭早田の開発半ばでお亡くなりになったんだそう。

そのため、獺祭早田のラベルには「故・早田保義先生に捧げます」との一文が記載されています。

獺祭早田の口コミ評価

獺祭早田の口コミ評価として、次のような声があがっていました。

ポイント

  • フレッシュな香り
  • 様々な旨味が感じられる
  • スッキリして飲みやすい

抜栓の時点で「ポン」と音がしました。フレッシュ感のある一本です。

香りは、フレッシュで若々しい青りんごのような吟醸香。「磨き二割三分」「磨き二割三分 遠心分離と比べると、もっとも旨味が強く感じられ、クリアながら飲みごたえがあります。

引用:SAKETIMES

火入れによる味の変化が少ないおかげか、フレッシュさがあるという声が多くあがっていました。

もともとの磨き二割三分が持っている飲み心地に加えて、より旨味を感じることができると高評価ですね。

おいしいという声ばかりで、悪い評価は見られませんでした。

これは「誰でも美味しい」と感じるお酒を造る、という旭酒造の妥協しない酒造りの賜物なのかもしれませんね。

720mlで11,000円という高級酒ですから、特別な祝い事のときや贈答用として購入するのがおすすめです。

ANNA SUI(アナスイ)・山本寛斎とのコラボもあった

2019年には、ファッションブランドのANNA SUI(アナスイ)と山本寛斎がコラボレーションした獺祭早田が発売されました。

その名も『獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 早田「ANNA SUI」×「KANSAI YAMAMOTO」』。

デザイナーである山本寛斎さんの「日本元気プロジェクト」の一つとして造られたものです。

パッケージにはアナスイのイメージカラーである紫がベースに使われていて、双方のブランドロゴが入っています。

おしゃれなデザインで、部屋に飾っておきたいくらいですね!

720mlで12,000円(税込み)という高級銘柄だったにもかかわらず、あっという間に完売したそうですよ。

是非再販して欲しいところです。

おわりに

産学共同で開発された獺祭早田。

使われている技術や、名前の由来などの背景を知ると、ますます飲んでみたくなるお酒ですね。

高級酒ですから普段飲みには向きませんが、特別なときの一本として楽しんでくださいね。

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