獺祭のなかではお手頃価格で、スタンダードな商品とされている「純米大吟醸45」。
初めて購入するときは、味の評判がどんな感じなのか気になりますよね。
そこで、この記事では獺祭の「純米大吟醸45」についての評判や口コミをまとめました。
相性のいいおつまみについても紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね。
獺祭「純米大吟醸45」の特徴について
「純米大吟醸45」は、獺祭の中でも一番売れている人気商品で、獺祭のスタンダードとされています。
純米大吟醸45は、こんな人におすすめのお酒です。
ポイント
- 獺祭を購入するのが初めてで、何から買えばいいのか分からない人
- 日常的に飲むお酒がほしい人
ところで、純米大吟醸45って、どういう意味なのでしょうか?
日本酒は精米歩合などによって明確にランクづけがされており、「純米大吟醸」というのは日本酒の中で一番の高級品ですよ、ということ。
そして45というのは精米歩合を指し、この場合はお米が45%になるまで表面を削っていることを表しているんですね。
ちなみに、削れば削るほど、雑味がなくなりおいしいお酒ができます。
純米大吟醸45は、獺祭のなかでは安価になっていますが、やはり最高級酒であることに変わりはありません。
味も香りも「さすが獺祭!」といえる仕上がりになっており、獺祭のおいしさを充分に体験することができます。
また「純米大吟醸45」は、少し前までは「純米大吟醸50」として販売されていました。
50から45に変更されたのには、旭酒造のこんな思いが反映されてのことだったのです。
2019年4月1日より、獺祭50の精米歩合を5%下げて、獺祭45に変更いたします。
精米歩合23%、39%、50%とある獺祭シリーズの中で、獺祭50は気軽に飲めるスタンダードなお酒で、一般的な酒蔵でいう普通酒の様な存在です。 ですが、気軽なお酒だから品質はそれなりで良い、安定した品質のものを効率的に作ろう、とは私たちは思っていません。
お客様に口にして頂く機会が一番多い獺祭だからこそ、昨日より少しでも美味しく、私たちの理想とする味わいに少しでも近づけたいと思っています。そのための手段として、今回さらに5%磨く事を決断しました。5%違うことで、味わいの繊細さ、きれいさがはっきりと増しています。引用:獺祭公式HP
企業努力で、よりおいしくなったというわけですね♪
獺祭「純米大吟醸45」の価格について
一時期、あまりの人気ぶりに価格が高騰していたことのある獺祭。
今では落ち着いてきましたが、ぼったくりのような価格で販売しているところもあるので注意してくださいね。
旭酒造からきちんとしたルートで仕入れている業者なら、適正価格で販売しているはずですよ。
旭酒造が設定している「純米大吟醸45」の価格(税込み)は、次のようになっています。
メーカー公式価格
- 1800ml:3,300円
- 720ml:1,650円
- 300ml:688円
- 180ml:440円
獺祭「純米大吟醸45」の味や評判・口コミは?
ここからは、純米大吟醸45についての味や評判をご紹介していきます!
いろんな口コミを見てみましたが、やはり断然「おいしい」というものが多いですよ。
2度目のリピートです。
初回の味よりも今回は甘味(まったり感)を感じています。
冷蔵庫で保管はしていますが飲むときの室温や料理の差があるのかもしれません。
蔵元では「獺祭のスタンダード。」と言っていますからそうなると39%や23%ががぜん気にかかります。でも今の私は山田錦45%磨きの純米大吟醸酒を有難い酒としてちびりちびり飲んでます。引用:楽天市場
流石、かの獺祭ですね。本当に旨い日本酒だと思います。
普段は焼酎派ですが このお酒は ふくよかで、キレが有りどんな料理にも合い、何回飲んでもとても美味しく頂いています。引用:楽天市場
前から米の香りと旨味を感じられて飲みやすい日本酒を探していたのですが、これは正に探していた日本酒でした。 米のジュースと言っても過言ではないかも知れません。
初めて買った時は近所の酒屋でプレミア価格(ほぼ倍額)で買ってしまい、こちらで見つけた時にはかなりのショックを受けました...
年末の同窓会用に購入したのですが、普段はあまり飲まない人達が美味しい美味しいと飲んでしまい、自分の分が残らなかったのでまた購入したいと思います。 日本酒が苦手な方は一度飲んでみては如何でしょうか?引用:アマゾン
スタンダードな商品でこの味なら、もう少し高級である「三割九分」や「二割三分」はどれだけおいしいんだろう?と気になる気持ち、分かります。
獺祭はもはや「米のジュース」だと感じている人もいますね。
「日本酒が苦手な人でもおすすめ」とある一方で、辛口の日本酒が好きな人はこんな口コミをしていました。
私が飲んだ日本酒の中では一番雑味が少なく飲みやすい酒である。香りも良くこれなら女性や海外でも人気が出るのが分かる。余り飲みやすいのでぐいぐいと飲んでしまいそうになり、飲み過ぎに注意すべき酒だと思う。
ただ、普段から純米酒での熱燗好きの私に取って、ちょっと物足りなさを感じた。獺祭と共に同じく冷やで飲み比べた富山の羽○○の方が自分には好みだった。何が違うと聞かれてもうまく表現出来ないが、一緒に飲んだ友達も同意見だった。だからと言って美味しくないのでは無く、好みの違いかとも思う。引用:楽天市場
はっきり言って、日本酒というよりワインに近い。
大山や八海山や船中八策などが好きな私には
ちょっと無理かも知れない。
女性が好きなフルーティーな味です。
ですので星2つで引用:アマゾン
普段はウイスキーとかばかりで日本酒は全然詳しくないのですが、妻に呑んでみたいと言われ購入しました。早速試飲しましたが、口に含むと米の甘味が広がって飲み込んだあとは後味スッキリしていて今まで呑んだ日本酒の中では間違いなく1番なんだと思います。ただ日本酒飲みではないので失礼な言い方すると粕のない甘酒飲んでるみたいかな…妻は満足していたので購入してよかったです。
引用:楽天市場
獺祭は、他の日本酒にはないフルーティな香りを感じられることで評判ですが、それがどうしても合わないという人がいます。
特に、辛口なお酒が好きな人だと、物足りなさを感じてしまうようです。
どんなものでも、好みの問題ってありますよね。
獺祭「純米大吟醸45」に合うおつまみをご紹介!
スッキリした味わいのため、色んなおつまみに合う獺祭。
なかでも純米大吟醸45に合うのは、どんなものなのでしょうか?
獺祭の公式ホームページでは、このように紹介されています。
三割九分や50は食中酒としてどのようなお料理にも良く合わせていただけます。一方、バニラアイスクリームやフルーツなどの甘さ控えめなデザートとも良くマッチします。
引用:獺祭公式HP
食事からデザートまで、なんでも合うとのこと。
また、獺祭はYoutubeで公式チャンネルを開設しており、フランス人社員のケビンさんが「純米大吟醸45」に合うおつまみを紹介してくれているんですよね。
ケビンさんが紹介していたのは、次のようなものでした。
ポイント
- 野菜チップス
- 焼きししゃも
- 生ハム
- どらやき
- フルーツミックス
バラエティに富んでいて、本当にいろんなおつまみに合うんだなということが分かりますね。
ケビンさんは、動画の中で実際におつまみを食べながら獺祭を飲んでいて、率直な感想を教えてくれます。
焼きししゃもを食べたときには、「日本独特のしぶみでお酒が進む」とコメント。
その一方で、フルーツミックスを食べたときには「獺祭はさっぱりしたお酒であるため、あえてフルーティなおつまみにした方が相性がいい」と言っていました。
しぶいものから甘いものまで合う獺祭の純米大吟醸45。
飲み過ぎに注意です!(笑)
まとめ
獺祭のなかで何を飲むか迷ったら、まずはスタンダードな「純米大吟醸45」を試してみてください。
きっと、今までの「日本酒」というイメージがいい意味で変わりますよ。