おいしい日本酒として、何かと話題になることの多い獺祭。
その中でも、ハイクラスである「純米大吟醸 磨き二割三分」は、とても気になる存在ですよね。
実際のところ、味の評判はどんな感じなのか、この記事でまとめてみました。
おつまみについても、一緒にチェックしてみてくださいね。
獺祭「純米大吟醸 磨き二割三分」の特徴について
まず、「純米大吟醸」というのは日本酒のランクのようなもので、一番の高級酒であることを指しています。
そして、「磨き二割三分」というのは、米をどれだけ磨いているかを指しているんですね。
二割三分であれば、お米の77%を磨き、残った23%だけを使っているということ。
23%まで磨くだけで、なんと168時間もかかってしまうのだとか。
旭酒造は、23%という精米歩合は日本最高峰だと考えています。
非常にぜいたくなお酒であることが分かりますよね。
そのため、次のような場面でよく購入されるお酒です。
ポイント
- 普段は純米大吟醸45を飲んでいるけど、たまには奮発して二割三分だ!
- あの人は日本酒好きだから、普段のお礼に獺祭を贈ろう
獺祭「純米大吟醸 磨き二割三分」の価格について
口コミで、「獺祭は高いイメージがあったがそうでもなかった」というものをよく見かけます。
たしかに獺祭は一時期、価格が高騰していたことがあり、まだそのイメージが残っているのかも知れません。
しかし、それは正規ルートで仕入れいていないお店が、ぼったくりのような価格で販売していたことが原因です。
「純米大吟醸 磨き二割三分」の価格(税込み)は、次のように設定されていますよ。
メモ
- 1800ml:10,780円
- 720ml:5,390円
- 300ml:2,266円
- 180ml:1,529円
まぁ公式価格でも、二割三分ともなれば、かなりの高級酒であることは間違いありません(笑)
獺祭「純米大吟醸 磨き二割三分」の味や評判・口コミは?
純米大吟醸 磨き二割三分の味について、獺祭の公式HPではこのように紹介されています。
23%(77%)という極限まで磨いた山田錦を使い、最高の純米大吟醸に挑戦しました。華やかな上立ち香と口に含んだとき のきれいな蜂蜜のような甘み、飲み込んだ後口はきれいに切れていきながらも長く続く余韻
引用:獺祭公式HP
その他の獺祭を販売しているサイトでも、紹介文にはこのようなことが共通して書かれています。
- 豊かで上品な香り
- 口当たりの良い、雑味のない味わい
純米大吟醸45の前身である50と比べると、「全く違うもの」だとしている口コミがありました。
これは美味しいです。
米を磨きこんでいるだけのことはあり、味に透明感があって澄んでます。
サラサラでありながら、米の甘みがフルーツの甘みのように感じられ、上品なデザートのお酒のように感じられますね。
後味に、日本酒特有の嫌味も残りにくく、このあたり、おなじ純米大吟醸の50とは全く違うものに仕上がってます。
難点は高いことですね。
同じ容量で、純米大吟醸50の3倍近い値段しますから。
普段飲みと御馳走用ぐらいに分けて飲むのが良いかもしれません。でも、コレに慣れてしまうと50で我慢できるかな…
引用:価格.com
東北のお米農家の方からは、磨き二割三分には「参った」という口コミが。
この酒を飲むまでは、東北の酒に敵うものは無いと思ってました。それは酒の基である米のうまさだと思ってました。ところが、獺祭を飲んで西日本の蔵元さんに謝りたい気持ちです。米のうまみがすごいですね。磨きすぎると米のうまみは飛んでしまうんだけど、ここまでしっかり引き立ってるとは恐るべしです。ちなみに私は、東北の専業米農家の十八代目です。この酒には参った。
引用:楽天市場
磨き二割三分は、最初は味がよく分からなくても、二口三口と飲みすすめるうちに、どんどん味わいが深くなっていくのも特徴です。
雑味がないため、一般的な日本酒と比べて「味が薄い」と感じる人もいますが、それはまだ獺祭の本当のおいしさに慣れていないだけかも知れません。
高価なお酒なのでなかなか開ける決心がつかなかったのですが、正月を迎えて思い切って飲むことに(それまでの6カ月ほど冷蔵庫の野菜室にて保存)。
蓋を取った瞬間にわかりやすく立ち上がってくるフルーティーな香りにも「ただものじゃない」感があっていいのですが、冷蔵庫から出したてでまだ温度が低いにもかかわらず、舌に乗せた瞬間の味わいが濃い。レビューに「薄い感じがする」的なコメントが散見されていたので香り以外はあまり期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。
冒頭で高価なお酒と書きましたが、精米2割3分というスペックからすれば十分にリーズナブルですし、Amazonの看板(マケプレでない)ならば間違いなく正価でしょうし、とてもいい買い物をしました。引用:アマゾン
磨き二割三分の評判は良いものばかりですが、やはり好みの問題がありますので、このように感じている方もいます。
最近、よく耳にする「獺祭」
こちらの商品は評価も良いので、知人にプレゼントするとともに自分の分も購入しました。
普段よく飲む「純米大吟醸」いつも買うお酒の倍の値段。また有名なブランドに、どれほど味に差があるんだろう~とワクワクしていましたが、正直、そこまでの衝撃はなかったです。
気持ち辛口よりで、奥深い味はしましたが、私はもうちょっと軽いほうが好きかな~こればっかりは好みですね。ちなみにお酒好きな年配男性にはとても喜んでもらえました。
12月購入で製造は11月。丁寧に梱包されて良いお店でした。
また機会があれば、購入したいと思います。引用:楽天市場
獺祭「純米大吟醸 磨き二割三分」に合うおつまみをご紹介!
せっかく最高級酒である「磨き二割三分」を飲むなら、おつまみにもこだわりたいですよね。
獺祭の公式HPでは、磨き二割三分に合うおつまみについて、このように紹介しています。
二割三分には繊細で美しい香りの出る旬の野菜料理などのアペタイザー、メインディッシュなら香りの綺麗で甘みのある魚料理などが良く合います。だしの味やみそ仕立てのお料理、チーズや豆腐などもおすすめです。
引用:獺祭公式HP
「アペタイザー」というのは、前菜のこと。
紹介文を見ると、あっさりした料理や食材に合うことが分かりますね。
チーズやお豆腐をおつまみにするなら、普段よりも奮発して少し高級なものを用意すれば、よりリッチに楽しめそうです♪
魚料理なら、ヒラメやフグなどがおすすめですよ。
まとめ
山田錦を23%という極限まで削って作り出される、「純米大吟醸 磨き二割三分」。
お酒好きなら、一度は味わってみたいものですね。