「獺祭」といえば、山口県にある旭酒造が造る高級日本酒の銘柄。
旭酒造が造る日本酒は、そのすべてが精米歩合45%以下の純米大吟醸酒というこだわりぶり。
安倍首相がオバマ前大統領にプレゼントしたことや、人気アニメ作品「エヴァンゲリオン」に登場したことでも一躍有名になりましたね。
なので、一般的に「獺祭」と言えば、日本酒を指しています。
しかし、そんな獺祭では、実は焼酎も造っているんですよ。
その名も「獺祭焼酎」。
日本酒と焼酎というお酒のカテゴリーは違えど、どっちも獺祭。
それぞれの味の違いを飲み比べてみたいところですね。
今回は、獺祭焼酎の口コミ評価とおすすめの飲み方を紹介していきます。
獺祭焼酎の特徴
獺祭焼酎の特徴として、次のようなものが挙げられます。
ポイント
- 獺祭(日本酒)の酒粕を使った焼酎
- 獺祭譲りのフルーティな味わい
- 39度と焼酎としては高い度数
獺祭焼酎は、獺祭(日本酒)を造るときにできる酒粕を再発酵させる「粕取り」と呼ばれる製法で造られているんです。
この製法ゆえに、大量生産はできない希少価値の高い焼酎なんですよ。
そのため、720mlで3,410円という焼酎の中でも高級な部類に入ります。
ですが、上質な獺祭の酒粕からできる焼酎は、獺祭ならではの甘みやフルーティな味わいが焼酎にも活きているんだとか。
また、焼酎は20度や25度で売られているものがほとんどですが、獺祭焼酎は39度とかなり高め。
つい他の焼酎と同じような飲み方をしてしまうと、一気に酔う可能性があるので注意してくださいね。
獺祭焼酎の口コミ評価
続いては獺祭焼酎の口コミ評価を見ていきましょう。
フルーティさや度数の強さがあり、好き嫌いが別れやすい銘柄のようで・・・。
うまい派、まずい派それぞれの口コミを紹介していきます。
獺祭焼酎はうまい!口コミ評価
獺祭焼酎はうまい!と評価する方からは、次のような声があがっています。
ポイント
- 香りが良い
- まろやかで美味しい
- 獺祭ならではのフルーティさがある
恐ろしく香りが良い。焼酎は芋、米、麦その他色々飲むが文句無しでNo.1。
焼酎にしてはアルコール度数が高めだから好き嫌いはあるかな。自分は好きだった
引用:Amazon
とってもフルーティな獺祭焼酎!
獺祭の米焼酎が美味しいと主人が、知り合いから聞いてきました。日本酒の獺祭は、よくいただくのですが、焼酎は初めてでした。獺祭特有のとってもフルーティな香りがしてあじも、とっても美味しい。いも焼酎しか飲んだことがないので、とってもまろやかで美味しく感じました。とっても飲みやすいので、飲み過ぎてしまいそうです。贈り物にも、きっと喜ばれると思います!
引用:楽天
獺祭ならではの香りの良さやフルーティさが焼酎にも活きていて、飲みやすいと高評価。
獺祭の味わいを焼酎でも楽しみたい方に喜ばれていますね。
ただし、度数が高いため飲み過ぎには注意です。
日本酒の良い香りがする不思議な米焼酎です。
度数を感じさせないフルーティさで、つい飲み過ぎます
引用:楽天
獺祭焼酎はまずい!口コミ評価
獺祭焼酎はまずい!と評価する方からは、次のような声があがっています。
注意ポイント
- 風味が濃厚すぎてむせそうになるほど
- アルコールの刺激が強い
- 値段が高い
- 甘すぎる
獺祭ならではの風味が、焼酎では強すぎるという意見も。
度数の高さも相まって、きつく感じてしまう方もいるようです。
また、うまいまずいの話とは異なりますが、720mlで3,410円(税込み)というのは焼酎でも高級な部類。
味は悪くないけれど、もっと焼酎らしい焼酎を求める方もいるようです。
一杯飲ませてもらいましたが、アルコール高めでウィスキー好きの私もフルーティーな米焼酎の風味を感じました。
値段はブランド代なのか供給が少ないのか高めですね。
同じ価格なら選択肢は広く、どうしてもこの商品でなくてはならない理由がブランド名以外が弱い。
引用:楽天
お米由来の甘みが強く、人によっては甘すぎると感じることも・・・。
甘すぎる
甘酒が、好きな方にはオススメです
飲んですぐにかなりの酒粕の甘さが口に広がります
引用:Amazon
獺祭焼酎は、そもそも獺祭(日本酒)が好きで、その風味や味わいを焼酎でも楽しみたい人に向いていると感じますね。
獺祭焼酎のおすすめの飲み方は水割り・炭酸割り
獺祭焼酎の特徴である獺祭譲りの香り・フルーティさを活かした飲み方がおすすめ。
具体的には「水割り」か「炭酸割り」ですね。
獺祭焼酎は度数が39度と焼酎の中でもかなり高いのですが、水割りにしてあげることで自分好みの濃さで香りを楽しむことができます。
また、炭酸割りにしてあげれば獺祭譲りのフルーティさを活かして食中酒にもピッタリ。
獺祭焼酎の香り・フルーティさを存分に楽しみたいですね。
獺祭焼酎の購入方法は?
獺祭焼酎は獺祭公式サイトに掲載されておらず、獺祭WEBストアにも売っていません。
一時は正規販売店でも売り切れ続出でプレミア価格がつくほどでした。
ですが、今ではAmazonや楽天市場でも購入できるようになっていますよ。
とはいえ未だに人気は高く、獺祭の偽物が出回っているとの情報もあります。
正規の「獺祭 純米大吟醸45 1800ml,720ml」は右の写真のように、製造年月の下に商品管理番号(5桁の数字)が入れてあります。(※2020年4月18日以降に出荷した商品)
その後の調査の結果、転売業者が管理番号を消したと推定しています。
参考:獺祭公式サイト
獺祭公式サイトでは獺祭の買える店が掲載されていますので、購入前に正規取扱店かどうかを確認してくださいね。
おわりに
日本酒で有名な獺祭が造る「獺祭焼酎」。
甘さとフルーティさが強く、好き嫌いが別れやすい銘柄ですが、獺祭(日本酒)好きなら一度は試してもらいたい銘柄ですね。
獺祭譲りの美味しさを味わってくださいね。