近年、大人気になっている日本酒の「獺祭」。
お酒好きなら一度は試してみたいですよね。
しかし、獺祭はどこででも手に入るお酒ではありません。
また、購入する場所にも注意が必要なお酒なのです。
この記事では、次のことについてまとめました。
ポイント
- 獺祭を売ってる場所はどこなのか
- 安心して買えるお店
- 要注意のお店
ぜひ参考にしてくださいね！
獺祭を売ってる場所はどこ？
現在は少し落ち着いてきましたが、一時は入手困難になったこともあった獺祭。
売ってる場所はどこなのでしょうか？
実店舗ならこんな場所で購入可能
実店舗では、次のような場所で販売されています。
メモ
- 獺祭ストア
- 酒屋、デパートなど
- ドンキホーテ
- イオン
- ビックカメラ
ただし、ドン・キホーテやイオンは購入するには注意した方がいいお店。
後述しますが、ぼったくられることがあったり、品質管理に難点があります。
インターネットでも購入可能
実店舗だけでなく、インターネットでも購入することができますよ。
メモ
- 獺祭ストア WEB店
- アマゾン
- 楽天
以前は、ヨドバシカメラのネット通販でも購入できていましたが、現在は販売終了となっています。
どこで買うのが安心？
獺祭は、場所を間違うと定価よりかなり高い上に品質の悪いものを知らずに購入、ということになりかねません。
定価で販売されていて、品質管理がしっかりとされているところをご紹介します。
意外といろんな場所で手に入るんですよ。
獺祭ストア
「獺祭ストア」は、獺祭の蔵元である旭酒造の直営店です。
直営店なので品質管理が徹底されているのは間違いなく、安心して獺祭を購入することができます。
有料ではありますがテイスティングもできるので、お酒好きにはたまらないですね♪
ただし、獺祭ストアは国内で3店舗しか展開されていません。
ポイント
- 獺祭ストア銀座：東京都
- 獺祭ストア博多：福岡県
- 獺祭ストア本社蔵：山口県
ちなみに、国外だとフランスのパリにも出店しています。
近くに住んでいれば気軽に行けますが、遠方だとなかなか難しいですよね。
店舗に直接行くのは無理だと言う方は、「獺祭ストアWEB店」や、Amazon・楽天の利用がオススメです！
獺祭ストアWEB店
「獺祭ストアWEB店」は、旭酒造が運営している獺祭の通販サイトです。
送料はかかりますが、獺祭を手軽に購入することができます。
しかし、やはり獺祭は人気の高いお酒。
欠品しているものも多く、「飲みたい！」と思ってもすぐに注文できないことがあります。
アマゾン
全ての商品ではありませんが、アマゾンでも獺祭を購入することができます。
プライムの対象になっている商品がたくさんあるので、プライム会員の方なら送料のことを考えずにお買い物することができますね。
楽天市場
楽天市場でも獺祭がたくさん販売されていますが、旭酒造が出店しているわけではありません。
そのため、定価販売であるか、確認しながら購入した方がいいでしょう。
獺祭の正規取扱店であることが明記してある酒屋さんなら、安心です。
酒屋（正規取扱店）
旭酒造のWEBサイトでは、全国の獺祭の正規取扱店が紹介されています。
秋田県、新潟県、三重県の3県以外にはすべて正規取扱店があります。
やはり酒屋が多いですが、高島屋、伊勢丹などのデパートや、紀ノ国屋の一部も対象となっていますよ。
「意外とあそこのお店が正規取扱店なんだ！」という嬉しい発見があるかもしれませんので、要チェックです。
ビックカメラ
意外や意外、あの「ビックカメラ」も正規取扱店なんですよ。
ビックカメラといえば家電、というイメージなので驚きますよね。
HPでも、正規取扱店ということを大々的にアピールしています。
ネットで取り置きをして、店舗で受取というサービスをやっているのが魅力的です。
こんなお店は要注意！
2017年12月10日、読売新聞の朝刊にこんな広告が出されました。
「お願いです。高く買わないでください。」
これは、獺祭の蔵元である旭酒造が出したもの。
テレビなどで露出が増えたことで獺祭の人気が高まり、転売されて価格が高騰していることに対する意見広告だったのです。
問題点は、定価よりも高く販売されていることだけではありません。
転売されることで品質も悪くなってしまうと、旭酒造の桜井社長が説明しています。
これらは正規小売店から転売屋や卸業者が買い、割増してスーパーなどに売った商品になります。高いだけなく、出荷から消費者の手に渡るまで日がたつほど品質も落ちてしまいます。それでも一般の人は正規価格は分からないもので、適正な相場だと勘違いして品質が落ちた獺祭を高く購入されてしまいます。お客様にとってはなんの幸せにもなりません。その状況を知らせるために意見広告を出すことにしました
引用：ねとらぼ
具体的には、ドンキホーテやイオンで販売されているものには注意が必要です。
ドンキホーテ
「ドンキホーテはとにかく安い！！」
そんなイメージがありますよね。
しかし、獺祭については安くありません。
ドンキホーテは獺祭の正規取扱店ではないため、非正規ルートで入手しているものと考えられます。
そのため、定価よりもかなり高い値段で販売されているのです。
ドンキホーテでは、「獺祭 純米大吟醸50」の720mlが3,100円で販売されていたという口コミがありました。
しかし、当時の定価は1,539円です。
（現在、純米大吟醸50は45に変更されています。）
これだけ価格が高いので、商品の入れ替わりが早いはずもなく、品質は期待できません。
イオン
旭酒造が意見広告を出した当時、イオンでも獺祭が高額で販売されているという口コミが目立っていました。
イオンも、獺祭の正規取扱店ではありません。
イオンが運営しているお酒の通販サイトで、過去の販売価格が確認できたのですが、びっくりしました！
「磨き3割9分 1800ml」の定価は、4,620円。
これがイオンのサイトでは、7,980円で販売されていました！
すごく高いですね・・・。
まとめ
「獺祭は高い」というイメージを持っている人が多いですが、それは転売されていたせいだったんですね。
獺祭はとても美味しいので、適正価格で購入したものを飲めばむしろ「コスパがいい」と感じますよ。
品質管理の行き届いたものを、適正価格で購入したいものですね。